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【吉祥寺 ベーシッククラス】

『基本の洋食』

2016年  2月  7日(日)　11：00～14：00

2016年　2月 18日(木)　11：00～14：00

レッスン料：5,500円

 

【吉祥寺 季節のお惣菜クラス】

『自家製調味料』

2016年  2月 21日(日)　11：00～14：00

レッスン料：6,500円

 

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『塩少々』と『何分ゆでるの？何分焼くの？』編

　

今夜からまた雪マークがついている東京です。

都心はみぞれ程度と言っていましたが、吉祥寺は降るかも

しれません。

明日は土曜日なので、先日ほどの大混乱はないと思いますが

皆さま気をつけてお過ごしくださいませ。

　

さて、先日に引き続き、『あなたの料理は～』シリーズの第2弾です。

簡単にご説明すると、すごいタイトルではありますが、ある方から

『どうしたら料理が上手くなるか』ばかりではなく、逆転の発想で

『なんで料理が上手に出来ないか』という視点でお伝えしてあげれば？

と言われたのがキッカケで、面白そうなので本当にブログに記すことに

しました。

第1弾は『お料理超初心者さんのトースト炭化事件』のお話し。　

そして今日は味付けや焼き時間、茹で時間のお話しです。

　

今回は結論を先にお伝えしますと、常に調理をしているものの状態を

自分で確認すること！です。（『自分で！』が重要)

『塩少々』の件は以前にも書いたことがありますが、レシピの

『塩少々』や『塩適宜』ってどれ位？と思われるかもしれません。

それは分かりません。分からないから、『少々』『適宜』になっています。

どうして分からないかと言えば、例えば人参を使ったレシピがあるとして

その使う人参の水分量、糖度、正確な重量は人それぞれ違うからです。

お菓子づくりのように、グラニュー糖やバターの100ｇは誰が計っても

全く同じという訳にはなりません。

人参100ｇでも、使う人参によって質が全て違います。

そして最後に作る人、食べる人それぞれの好みがあるからです。

ですから自分でしっかり味見をしながら、味を決めてみてください。

よく耳にする『つくったものが美味しいのか、不味いのか分からない』や

『味がぼやける』と言うのは、その原因の殆どが塩不足だと思われます。

恐る恐る塩を入れている方もいらっしゃいますが、味見をしながら入れれば

大丈夫です。

ご自分が『美味しい』と思うところまで、しっかり味つけをしましょう。

せっかく上手に出来ているのに、最後の塩が足りないだけでボンヤリとした

ものになってしまうのは本当にもったいないです！

塩分過多はもちろん身体には良くないですが、塩分過多と塩の適正量を

使用することは全く違います。

『薄味』と『味がない』と言うことも全くの別物です。

　

それからよく、『何分焼く(茹でる)んですか？』と言うご質問がありますが、

それも分かりません。

『何分』ではなく、『柔らかくなるまで』や『焦げ目がつくまで』

と言う『状態』でお答えします。

だいたいの目安があるにしても、インスタントやレトルト食品では

ないので正確に『何分』とは言えません。

お肉やお魚の大きさや厚さで加熱時間は変わります。

先ほど例に挙げた野菜も然り。

　

と言うことで最初に戻りますが、調理しているものの状態や味を

自分で確かめながら料理をしましょう。

そう、五感を使って料理をしてみてください。

レシピはマニュアルではありません。参考書です。

 

今日の写真は、アシスタントさんの京都土産に頂いたパックのお出汁。

普段こういうパック出汁はあまり使いませんが、美味しいとのことなので

使用してみました。

『これで温かいおうどんをつくったら美味しいんじゃないの？』

と思い、せっかくなのでうどんの麺もつくってみましたよ。

上品なお出汁のあったかうどんの美味しいこと！

明日から手打ちうどん屋さんになろうかと思ったほど。笑

 

　

 

Smile＆Thanks  

　

Miki Koga 

　

　

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