料理教室gokan。東京の吉祥寺・伊豆の下田で開催。初心者から上級者まで料理の基本が身につく料理教室です。

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『塩 少々』と『塩 適宜』投稿日:2014 05 28

o0800106712955808565[1].jpg『塩 少々』、『塩 適宜』

ってレシピよく見かけませんか?

私のレシピにもよく登場します。

でも、

塩少々が難しい

塩適宜の分量が知りたい

と言う声も良く聞きます。

確かにそうだと思います。出来上がりは同じものでも

最後の塩加減で、全く別物になってしまう事もありますから。

料理は最後の塩加減で、味が決まると言っても

過言ではありません。

でも、

塩少々は、塩少々で、

適宜は、適宜なのです。

 

お菓子作りであれば、レシピの分量も全てきちんと

出す事ができるかもしれませんが、料理は生ものを使います。

じゃがいも100gと言うレシピであっても、

私が東京のスーパーで買うじゃがいも100gと

下田の生徒さんの畑で採れるじゃがいも100gでは、

水分量や味そのものも違う事でしょう。

じゃがいも1個のレシピも然り。

それぞれの正確な重量は違います。

素材が違うので、やはり塩加減だって違ってくるのです。

きちんと味見をしながら塩を加えていけば、味は決まるはず。

初めは難しくても、ちゃんと見極めができるようになります。

と言っても、私だってまだまだ失敗はありますよ!

つも思うことは、レシピは料理のつくり方

説明書ではありません。

参考書です。

調味料の分量を変えたり、使う材料を違うものにしてみたり

自分の好みに好きに変えて良いのです。

今はたくさんのレシピが出回っています。

それらを参考に、ぜひ自分だけのレシピをつくり上げてみて下さい。

それが料理の楽しいところです。

 

※因みに厳密に言えば、塩 少々の定義はちゃんとあります。

 親指と人差し指の2本でつまんだ量が塩少々と言われる量です。

 

◎アメブロ:http://ameblo.jp/shell1104-m/

◎下田クラス開催スタジオのHP:http://www.p-petit.com/

 

 
 
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